『OverWatch2』新キャラクター『霧子』が発表!ロールはサポート、クナイや札を駆使するヒーローの模様!

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『OverWatch2』の新ヒーロー『霧子』が発表されました!

ロールはサポートでクナイや札を使うバトルヒーラーという事が確認出来ました!

35番目のヒーローになった『霧子』は日本人で『ハンゾー』、『ゲンジ』の幼馴染との事!
『霧子』の生い立ちについてのオリジンストーリーも公開されています!

『お狐様』との関係性や性格、特徴等が分かる動画となっています!

お狐様の導きを!:キリコのコンセプトアートとプレイスタイルを初公開

Blizzard Entertainment | 2022年9月20日

お狐様の導きを!:キリコのコンセプトアートとプレイスタイルを初公開

6月の発表イベントでその片鱗がお披露目されて以来、話題となっていた彼女の全貌がついに明かされます。「オーバーウォッチ」の35番目のヒーローとして、新たなサポートヒーローのキリコが登場!彼女の性格、アビリティ、ゲームプレイなどの詳細をご紹介します! 

キリコは巫女とくノ一としての修行を活かして、優しい癒やし、恐ろしいまでの精密さ、そして流れるような動きでチームを支えます。彼女のコンセプトは、高い機動力を持ち、高度なスキルが要求される、ダメージとサポートの両面を合わせ持つヒーローでした。高い技術力を持つプレイヤーが使えば強力無比なヒーローとなり、初心者にとっても使いやすい回復系ヒーローとなるでしょう。キリコのコンセプトアートはもともと忍者をモチーフにしたPvE用の敵として起草され、それからシナリオとヒーローデザインを並行して肉付けしていきました。コンセプトアートからゲームプレイやシナリオの方向性が見えてきて、彼女の魅力的な個性をプレイスタイルに反映することができたことを嬉しく思います。 kiriko_priestess_edited.jpg

キリコのコンセプト草案から完成までのプロセスについて、キリコを担当したヒーローデザイナーのジョシュ・ノー、ストーリーデザイナーのジャスティン・グルート、キョンソ・ミンの3名に話を聞きました。

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「快気の御札」、「クナイ」、「壁登り」

キリコのメイン攻撃「快気の御札」は、チームメイトを回復するお守りです。メイン攻撃のキーを押している時間に応じて、最大10発の回復弾を発射します。「快気の御札」は単一ターゲットの回復能力で、青い御札が味方を追尾し、回復中は黄色に変化します。弾速は風に漂うように遅いので、味方から離れているほど回復するのに時間がかかります。 

「キリコの主な回復技は自然をテーマにしたビジュアルや効果音を使用していて、セリフもそれに合わせたものにしました」とグルートは説明します。「彼女が味方を回復するときは『そよ風が癒やしてくれる』や『優しい雨のように』といったセリフが用意されています」

風のように軽く穏やかなメイン攻撃と比較して、彼女のもうひとつのアビリティ「クナイ」は非常に対照的です。キリコのサブ攻撃「クナイ」は葉っぱの形をした小さなナイフで、1本ずつ投げられます。ナイフのダメージは低いですが、クリティカル・ダメージの倍率が通常よりも高くなっています。また、クナイが命中した相手には、キリコは挑発的な言葉を投げかけます。 

「キリコはお茶目な性格で、倒した敵をちゃかすことが時々あります」とグルートは言います。「ウィドウメイカーやアナを倒したときは『スナイパーはどっち?』といったセリフが聞こえるでしょう」

キリコのパッシブ・アビリティ「壁登り」は壁をよじ登ることができます。「キリコはハンゾーやゲンジと同じ修行を積んでいるので、同じ技を習得しているのが自然だろうと考え、『壁登り』に決まりました」とノーは説明します。「そして、島田家の2人と同様に、彼女も特有の移動能力を持っています」

「神出鬼没」

「神出鬼没」は一定距離内の味方の場所へ直接テレポートし、壁を貫通することも可能です。アビリティを発動すると、瞬間移動を行う前にターゲットを決める必要があります。目標となる味方を決めると、その味方がいる場所まで直接移動します。 

「壁越しにチームメイトが倒されるのを見るのはもどかしいものです」とノーは言います。「仲間のライフバーが壁越しに徐々に減っていくのが見えるのに、射線が通らずに回復できない状況を想像してみてください」。このアビリティがあれば、壁をものともせず、広い範囲の味方の元へ駆け付けることができます!

彼女はチームメイトとじゃれあうのが好きなので、テレポートするときは粋なやり取りを垣間見ることができます。 

「キリコは強力なヒーローですが、遊び心も満載です」とミンは話します。「キャスディに向かって飛ぶときに『ハウディ』と声をかけたり、マーシーへ瞬間移動するときは『守護天使になってあげる』と言ったりします」 

しかし、アビリティを最大限に活用するには、「神出鬼没」のタイミングが鍵を握ります。 

「ピンチの仲間の元へ向かう際は注意が必要です。ダメージを負っているということは、その周りに敵がいる可能性が高いですから」とノーは言います。 

集中砲火が起きている場所にテレポートしてしまうと、再びアビリティがチャージされるまで「神出鬼没」で安全な場所に避難することはできません。万事休すかと思いきや、キリコは賢い狐のように、いろいろな切り札を隠し持っています。そのひとつが、不利な状況で真価を発揮するアビリティです。


キリコのアビリティ・カード

「鈴のご加護」

「鈴のご加護」は小さな鈴の形をした投射物で、地面や味方に直接当たると味方を一定時間無敵状態にして、マイナス効果を打ち消します。このアビリティは狭い効果範囲内にいるすべての味方に影響を与え、足元に投げればキリコ自身にも効果を発揮します。 

「『鈴のご加護』は防御やチームとの連携に使える能動的なアビリティにしたかったんです」とノーは言います。「他のアビリティへの対応策としてではなく、プレイヤーが積極的に使えるようなアビリティにしたいと思いました」 

ノーによると、「オーバーウォッチ 2」ベータの期間中、このようにアビリティを温存する傾向はモイラのアップデートが実施されたあとに頻繁に見られるようになったそう。「モイラの『ダメージ・オーブ』を『ネクロティック・オーブ』に変更したところ、プレイヤーは長時間、アビリティを使用せずに持ち続けていました」  

短時間の無敵状態と効果打ち消しにより、タイミングを見計らえば味方をマイナス効果や致命傷から救うことが可能です。「鈴のご加護」はキリコの実用性の要と言えますが、最初にアイデアが生まれたときから比較するとかなり修正が加えられています。

当初、このアビリティは忍者修行から着想を得た発煙弾のようなものでした。ですが、初期のプレイテストでさまざまな意見があがったのです。
「テストでは敵の視界を遮る効果を試してみました」とノーは説明します。「ですが、そうなると両チームにキリコがいた場合、戦地が巨大な煙の塊になってしまいました」 

開発チームはこのアビリティをもとに、さまざまな面白いプレイスタイルを展開するようになりました。 

「発煙弾を戦闘から離脱するための手段として使うのではなく、あらかじめ前方に投げることで、隠れみのにして敵チームに奇襲をかける手段としたのです」と、ノーは社内のプレイテストを振り返りながら話します。

最終的に仕上がった「鈴のご加護」はキリコのバックストーリーに沿いつつも、従来のゲームには存在しない重要な機能を果たすことになりました。強力なアビリティですがクールダウンが長いため、使用するタイミングを慎重に見極める必要があります。敵からすれば、アルティメットを使用したり交戦を始める際は要警戒なアビリティです。 

「狐走り」

キリコのアルティメット・アビリティは「狐走り」です。アルティメットを発動すると、「お狐様の導きを!」というかけ声とともに、召喚されたお狐様が前方に走り抜け、チームのために光り輝く道を切り開きます。キリコと味方がこの道を進むと、移動速度、連射速度、クールダウンを含む、あらゆる行動の速度を上昇させるバフが付与されます。狐の道はいくつも連なった鳥居で示され、味方がバフを得るには鳥居の間に入っていなければなりません。道からそれるとアルティメットのバフ効果が解除されます。 

「キリコのデザインは狐を中心としていて、彼女のアルティメットでも狐を登場させるのが自然だと考えました」とノーは説明します。 

ゲンジやハンゾーが龍と行動を共にするように、キリコはお狐様と一緒に行動するのです。 

キリコは天性のリーダーであり、彼女のアルティメット・アビリティはそれを反映しています。「狐走り」はチームメイトが戦闘や目的地に向かって前進することを促す直線的な道です。キリコはこのアルティメットを利用してチームメイトを導き、積極的に戦える空間を築いたりマップ上の特定のエリアを確保しやすくしたりします。

古きも、新しきも駆使する

キリコは狡猾で敏捷で、ときおりお茶目な面を見せます。陽気な性格ですが揺るぎない正義感を持ち、周囲を大切にすることを信条とする頼もしい守護者でもあります。 

「作品に登場するパワフルな女性ヒーローたちを称えることを目標に彼女のストーリーを作りました」とミンは話します。「キリコは強い価値観や信念を持った強い人間です。彼女を作り上げるために、自分自身も“強い”女性になりきりました」 

キリコは母親や祖母を敬うために伝統を重んじる一方で、変化し、適応し、進歩する必要性も理解しています。キリコが言うように、「すべてのルールを守っていたら、世界は変わらない」のです。

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