『バイオハザード』大好きによる バイオハザードⅣ (映画) レビュー紹介 ネタバレ注意!

映画

[usrlist 面白さ:4.2 “内容:3.9” 満足度:4]

今回はバイオハザードシリーズの映画、『バイオハザードⅣ』の紹介、レビューをしたいと思います。

本作はクレア再開、クリス登場、ウェスカー戦とかなり豪華な作品となっています!

あらすじ

T-ウイルスは世界中に蔓延し、遂に太平洋を超え、東京でも感染者が出た。そしてそこから、世界滅亡のカウントダウンが始まった。

それから4年後の12月某日。アンブレラ社は東京・渋谷の地下に巨大要塞を築き、アルバート・ウェスカー議長の指示の下で、T-ウイルスの研究、実験を繰り返していた。その地下要塞を、アリスが自身のクローン達と共に襲撃。地下要塞は壊滅的なダメージを受ける。

ウェスカーは地下要塞をあっさり見限りオスプレイで一人逃亡、予め仕掛けていた特殊爆弾を爆破する。クローンアリスもろとも、渋谷周辺は地下要塞ごと消滅した。ウェスカーは勝利を確信するが、オリジナルのアリスは生き延びてウェスカーと同じオスプレイの中にいた。アリスはウェスカーを追い詰めるが、ウェスカーに血清を打たれ、能力を失ってしまい、さらにオスプレイが富士山に墜落し、ウェスカーを取り逃がしてしまう。

それから半年後の翌年5月3日、アリスはアラスカにあるという感染が及んでいない安息の地「アルカディア」を訪れていた。しかし、指定された地点には人々の姿はなく、アリスは落胆する。その時、アリスを一人の女が襲撃。アリスは苦しめられながらもその女を倒すが、なんとその女は先にアルカディアに向かったはずの仲間、クレア・レッドフィールドだった。クレアの胸には蜘蛛型の奇妙なデバイスが付いており、アリスはそれを除去。ほどなく意識を取り戻したクレアは記憶喪失になっており、自分の名前さえ覚えていなかった。

翌日、アリスとクレアは他の生存者を求め、飛行機でロサンゼルスに向かった。すると、おびただしい数のアンデッドに囲まれた刑務所の屋上に生存者を発見し、そこに着陸する。アリス達は生存者達から、アルカディアは地名ではなくロス沖に停泊している船の名前だと教えられる。何とか海上のアルカディアに向かわなければならないが、アリス達が乗って来た小型飛行機では全員は脱出できない。

しかし、刑務所からの脱出方法を知っている男が一人だけいた。その男の名はクリス・レッドフィールド。クリスはアンデッドと闘う特殊部隊だったが僅かに生き残った生存者に囚人と間違われて監禁されてしまう。アリスは脱出の手段を知っているクリスを解放。クリスは解放されクレアは自分の妹だと言うが記憶の無いクレアは拒絶してしまう。クリスの指示で刑務所からの脱出を図るが、すぐ背後に大勢のアンデッドやマジニが襲い掛かる。

感想 ※ネタバレ注意

本作は個人的に初代の次に好きな作品です!

この作品は最初ウェスカーがいる地下要塞にアリス+クローン軍団で突撃する所から始まるのですが、もうこの最初の段階でアクションしまくりで目が離せない展開になっています、その後アリスがなんやかんやあってウェスカーを追い詰めるのですが、流石のウェスカーさん、余裕で攻撃を避けアリスに血清を打ち能力を奪います、僕は正直超能力の設定あまり好きじゃなかったので、この時は「ウェスカー良くやった!」と思いましたね笑

あと前作の最後にアリスが自分のクローンを大事に扱っていたのに、地下要塞に攻め入るシーンで何人も犠牲になって、更にアリスだけがオスプレイに乗って他は全部爆発で死んだと考えるとアリスは以外と冷たい性格なのかな…と思っちゃいました(前作のラストのシーン的に100人近く死んでるような…)

次にアリスはクレアと再開するのですが、この時のクレアは胸に蜘蛛型のデバイスがついており洗脳状態になっています、これはゲームシリーズ『バイオハザード5』で登場したジルに付けられていた物と同じで本作品はゲームシリーズにかなり強く影響されている事が分かります、他にもクリーチャー、登場人物が今まで以上にゲームシリーズに寄っています、僕はゲームシリーズファンなのでこれはかなり評価高かったです!

そしてクレアと再開したアリスはロサンゼルスの刑務所屋上に生存者を発見して、そこの人達と協力しながら『アルカディア』に向かう事になるのですが、そこに謎に捕まっているのがゲームシリーズお馴染みの”クリス”、このクリスはウェントワース・ミラーが演じているのですがめちゃくちゃにカッコいい…大して大きな活躍はしないのですがゲームシリーズで知っているせいか、いるだけで安心する笑
もし自分がバイオハザードの世界に行って1人だけ連れていけるなら、アリスを差し置いてこのクリスを連れていきたいと思いました笑

そして勿論、この刑務所にもゾンビ達が攻め入ってきます、その時のボスがゲームシリーズ『バイオハザード5』にも出てくる『処刑マジニ』です、こいつとのアリスとクレアの共闘が今作の一番の見所かもしれません、ここは是非、ご自身の目で見て欲しいのですが、何がカッコいいってアクションもそうですが、アリスが使っているショットガンがコインを発射するタイプの物なんですが見ててめちゃくちゃにカッコいいです笑 これはスローモーションやカット等の演出のおかげもあって素晴らしいシーンになっています。

ついにラストはアリス&クレア&クリス VS ウェスカー戦、ここも間違い無く本作の見所の一つでしょう、ここは最初にクレア&クリスがウェスカーと戦うのですが、このシーンめっちゃくちゃにゲームシリーズ『バイオハザード5』を意識しています、ていうかもうほぼ途中まで一緒です、ウェスカーが弾を避けたりするアクションとかもうそのままで見てて大興奮しました、見たけどプレイした事無い人はプレイするか動画を見てみて欲しいです! まぁ結局クリスとクレアは普通にウェスカーに負けるのですが、ここを見てて「クリス達が倒して欲しかった…!」と正直思っちゃいましたね。
まぁ主人公のアリスさんが2人掛かりでどうしようもなかった相手を軽く捻り倒しちゃうんですよね笑 こいつ普通に最強過ぎます笑 まぁでもこのシーン全体は見てて凄く楽しめる物になっていたので凄く満足しました!

そして最後にクレアに付いていた蜘蛛型のデバイスを胸に付けたジルが登場するのですが、これはⅤの話なのでそっちで話します!

ではⅤの記事でお会いしましょう! 閲覧ありがとうございました!

その他の話

  • 本作品はゲームのナンバリング5から強い影響を受けている
  • 中盤からクレアが纏っている衣装は、原作ゲーム『バイオハザード CODE:Veronica』でクレアが着用していた衣装をノースリーブにアレンジしたものとなっている。
  • 本作における「刑務所に収監されている囚人」、「刑務所からの脱出方法を知っている」等の彼の設定は、クリスを演じたウェントワース・ミラーの代表作『プリズン・ブレイク』シリーズでミラーが演じた主人公の「マイケル・スコフィールド」の設定のオマージュである。
  • 本作品でウェスカーが着ている衣装は序盤はゲームシリーズ『4』,『CV』終盤は『5』の衣装。
  • 主演のミラ・ジョヴォヴィッチが『Ⅳ』後は出演しないと公表した為、次作の予定はないと思われたが、新キャストで『バイオハザード ビギンズ』として再始動予定と発表される。内容も研究所で事故が起こった後に現れた何百もの突然変異種と特殊軍隊との戦いを描くストーリーとして大きく修正され、アリス自身も登場せず、監督または脚本を担当していたポール・W・S・アンダーソンも新シリーズに関わるかは不明で、よりゲームファン向けに制作される予定だった。

キャスト

  • 監督 ポール・W・Sアンダーソン
  • 脚本 ポール・W・Sアンダーソン
  • 制作 ポール・W・Sアンダーソン、ジェレミー・ボルト、ドン・カーモディ、ベルント・アイヒンガー、サミュエル・ハディダ、ロバート・クルツァー
  • 制作総指揮 ヴィクター・ハディダ、マーティン・モスコウィック
  • 音楽 トムアンドアンディ
  • 撮影 グレン・マクファーソン
  • 編集 ニーヴン・ハウィー
  • 出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター、ウェントワース・ミラー、ショーン・ロバーツ、スペンサー・ロック、ボリス・コジョー、シエンナ・ギロリー、中島美嘉

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