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今回はバイオハザードシリーズの映画、『バイオハザードⅢ』の紹介、レビューをしたいと思います。
本作は前作の続きとなっていますが、間が結構端折られてる?関係でかなり飛んだ所で始まります、これについては後程記述します。
Contents
あらすじ

ラクーンシティの惨劇から数年後。結局はT-ウィルス汚染は食い止められず、全世界へ蔓延してしまう。
人間や動物どころか、自然をもT-ウィルスに破壊された地球は文明社会が崩壊し、膨大な数のアンデッドと荒廃した大地に覆い尽くされた死の星と化してしまっていた。
一方、アンブレラ社は豊富な備蓄のある巨大な地下施設に潜み、東京の地下深くに存在する、アンブレラ社東京総本部のアルバート・ウェスカーを筆頭に世界各地の支部と連携を取りながら現状の打開を模索する。北米支部のアイザックス博士はアリスの血液から大量に複製した彼女のクローンを使い、アンデッドへの対抗手段や血清についての人体実験を繰り返していた。
そんな中、僅かに生き残った人々は安住の地を求め、各地を旅していた。前作の後、アンブレラ社の監視から逃れる為にカルロス達から離れ、独り旅を続けながら各地を転々としていたアリスは、ふと立ち寄ったガソリンスタンドにてアラスカが安全な土地であると記されたノートを発見し、それに僅かな希望を抱いて、アラスカを目指す。
一方で、クレア・レッドフィールド率いる車団は、ネバダ州のある廃モーテルに拠点を置いていたが、T-ウィルスに二次感染したカラスに襲われる。そこに、放浪していたアリスが現れカラス達を一掃、クレア達の車団に加わる事になる。
翌日、アリス達は燃料を求め、危険地帯と言われるラスベガスに向かう。ラスベガスに着くと、そこは砂に埋め尽くされた砂漠地帯へと変貌していた。そしてここにもアンブレラ社の罠があった。従来よりもパワーアップしたアンデッドがアリス達を襲撃。アリス達は応戦するも、多数のメンバーが犠牲になった。
アリスの行動はアイザックス達に監視され、遠隔操作によるシャットダウンを受けそうになるが、自らの意志でそれを跳ね除ける。アリスはすぐ近くに設けられていた監視所に迫るが、アイザックスはヘリコプターで逃走。アリス達はアイザックスの拠点を割り出して後を追い、仲間のカルロスの自己犠牲に助けられつつ、何とか施設の敷地内に侵入する事に成功。クレア達はヘリでアラスカに向かい、単身で地下研究所へ乗り込んだアリスはタイラントと化したアイザックスと対峙する。そして、アンブレラ社との最後の戦いが幕を開ける。
感想 ※ネタバレ注意

今回からアリスの超能力が大活躍します…笑
全体的な展開は凄く良いのですが、やはり超能力がうーん…と感じてしまいました、あそこをもっとアクションとかのシーンだったらもっと面白く視聴者も楽しめたのかなと思いました。
それでもスーパーアンデッド戦のアリスのアクションは素晴らしかったです、いつもミラ・ジョヴォヴィッチさんはあれを自分で演技してて凄いなぁと思います…
アクションと言えば最初の嘘の救助支援していた奴らのシーンも良かったですね、ケルベロス相手に武器がないアリスが超身体能力で1匹1匹処理していくのはめちゃくちゃカッコ良かったです、騙す相手が悪かった…
あとはカルロスの死に方がカッコ良すぎる、バイオの映画シリーズではバリーに次ぐ2番目にカッコいい死に方だったと思います、バイオのキャラが自己犠牲をするシーンは基本全部カッコいいから死ぬのは悲しいけどそのカッコいいシーンを見たいって気持ちの2つが同時にある…
そして最後の対タイラント戦ですね、こいつはアイザックス(クローン)がスーパーアンデッドに噛まれて抗ウィルス剤を大量摂取したことで突然変異を起こしたクリーチャーなのですが、再生能力、身体能力向上能力持ちで「こんなの勝つ方法無くないか…」と思っていたのですが映画の初代にもあったレーザーの部屋でぺちゃくちゃ喋り舐め腐っていた結果アリス(クローン)にレーザーで切り刻まれて死にました、悪役のトドメ刺す前の雑談いつも「バカだなぁ」と思ってしまう笑
まぁこいつとの戦いを見た時に超能力設定は必要かも…と少し思いましたね、超身体能力だけじゃ切り抜けられないシーンが多すぎる!! 多少ぶっ壊れくらいの性能してないとバイオの世界で主人公は張れないって事が分かりました。
ラストのシーンで大量のアリスクローンが映るのですが、これは次回作で大活躍します。
ではⅣの記事でお会いしましょう! 閲覧ありがとうございました!
その他の話

- 同時期に制作されていた『バイオハザード5(ゲーム)』も舞台は砂漠だったのですが、全く関係は無いらしいです。
- 本作品はホラー定番の暗闇を徹底的に排除した日中の砂漠という世界観にしたのは『マッドマックス』、『マッドマックス2』から影響を受けているらしいです。
- 本作品にも小説が存在しており、ⅡのラストからⅢの冒頭に至るまでの映画では描かれなかった物語が保管されている。
- 日本では、「もしも日本にバイオハザードが起こったら」という題で様々なシチュエーションのCMが制作された。
キャスト

- 監督 ラッセル・マルケイ
- 脚本 ポール・W・S・アンダーソン
- 制作 ポール・W・S・アンダーソン、ベルント・アイヒンガー、サミュエル・ハディダ、ロバート・クルツァー、ジェレミー・ボルト
- 制作総指揮 マーティン・モスコウィック、ヴィクター・ハディダ、ケリー・ヴァン・ホーン
- 音楽 チャーリー・クロウザー
- 撮影 デヴィット・ジョンソン
- 編集 ニーブン・ハウィー
- 出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ、オデッド・フェール、アリ・ラーター、マイク・エップス、スペンサー・ロック、イアン・グレン、ジェイソン・オマラ、
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